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2013.5.13 地球の品位

日本歯科新聞(デンタル小町が通る)
(2010年9月14日付(1663号)掲載)

貿易摩擦がワインブームの一因になったことをご存じであろうか。

1980年代、フランスで日本の電化製品や車両が安く売られすぎているとして日仏貿易不均衡解消のため、フランスの農産物を輸入することになった。その中にワインが含まれていたのである。今、多くのワインが日本で飲めるのは政治的な背景もあった。

つい先日、フランスに足を運び、農業大国だと改めて肌で感じ、過去の貿易摩擦が頭をよぎった。

フランス滞在中は、多くのぶどう畑をめぐり、一流ワインメーカーのオーナーや醸造責任者との試飲を1日に2カ所、毎日のように行った。大手メーカーでは、通常は非公開の秘密の最新設備を見せてもらったり、小規模のワイナリーでは、プライベートリザーブという選りすぐりのぶどうのみで造ったオーナー自身のための一樽から貴重な味覚の学習もした。

造り手それぞれが求めるワインの味わい、方向性、価格、市場は違う。しかし、彼らの共通点は相手が自然だということである。「自然は妥協しないから、我々が妥協する」。逆らえない部分が存在するというのだ。

ただ、人間が原因で自然の歯車が少しずつ狂い、数十年後が見えないことがつらいという。地下の熟成庫には、1800年代の祖先の残した賜物が寝る、代々ワイン造りをしてきた一族としての葛藤がそこにはあった。

人類が最初に口にしたお酒「ワイン」。それに真剣に携わる人々の誇りを、彼らの眼差しから感じた。

地球、この大地がもつ品位を形にしたワイン、緑豊かなこの農業大国フランスを、ワインの神ディオニソスはこれから先も守ってくれるのだろうか。

さてさて皆さん、朝から晩まで赤ワインをティスティングすると口腔内はどうなるでしょう。それはそれはチアノーゼ状態の口唇と紫舌に変化します。でもご心配なく。シャンパンで洗い流します。もう一つご心配なく。すべて飲み込まないので酔っ払いませんよ。


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