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2013.5.13 灯りのレベル

日本歯科新聞(デンタル小町が通る)
(2010年7月13日付(1655号)掲載)

20年以上前、沖縄の離島久米島の診療所に勤務していた。
月曜日の早朝、飛行機で飛んで土曜日には本島に帰ってくるという生活をしていた。その小さな島では、診療が終わるとこれといってすることもなく、カニ捕獲のためのワナを仕掛けたり、きれいな浜辺で、久米島の久米仙なる泡盛で毎夜毎夜のごとく宴会をして日々を過ごしていた。

月夜の晩は明るく遠くの波を見ることもできるのだが、月明かりのない夜は、自分の手元も確認できぬほど人工の灯りの全くない場所であった。空を見上げると流れ星は尾を引いていくつもいくつも当たり前のように煌いていた。その時は、灯りのあるところにすぐ戻れるという気持ちで闇を楽しんでいたのであろう。

あれから十分な灯りを持たないアジアの地に足を踏み出し、いろいろな灯りを知るという魅力的な世界で遊んでいる。

上海に隣接する江南地方に古鎮という水郷の景区があり、1300余年の歴史を有するこの地が大好きで数回訪れている。
そこの水路の脇に並んだ宿泊施設は、隣の部屋の話し声も聞こえ、朝になると通りの石畳を掃く竹ボウキの音で目が覚めるくらい風通しのよい古い造りの建物なのである。

その室内の灯りは思いのほか暗く、慣れるまでは、「もうちょっと明るくならないのか」と深呼吸をしてしまうほどだ。
夜、おもてを歩いて雨が降り出し、買った傘を朝見て「こんな色だったの」とびっくりするほどお店の明かりも弱かったりする。

また、年に二度足を運ぶカンボジアの学校は電気がなく、教室内で抜歯を行うと晴れた日は良いのだが、雨期になり雨戸を閉めてしまうと倉庫のような状況で、携帯したペンライトでは戦力にならず苦労をする。

タービンのライトが切れると困るほど明るい環境にいると気がつかないのだが、灯りにもいろいろのレベルがあるのだ。時には違ったレベルの灯りを感じてみるのも楽しいものだ。


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