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2013.5.13 記憶の中の遊び

日本歯科新聞(デンタル小町が通る)
(2010年6月8日付(1651号)掲載)

私は5年前より年に2回カンボジアのアンコールワットの近くの私の友人が造った小中学校に歯科治療のため訪れている。

友人が子供たちの口腔内を診てほしいと言ったのがきっかけで始まり、電気も水道もない中、私一人で抜歯のみの処置を行っていた。

むやみに大きな活動にして後が続かなかったらという私の思いから、4年間は単独であった。しかし昨年から、手を貸してくれる歯科医師、歯科衛生士、助手が名乗りを上げてくれ、前回は6人での行動となった。うれしい限りであった。

カンボジアは、ポルポト政権下で多くの人々が弾圧を受け、そのターゲットに医師、歯科医師も含まれた。

以前数百人存在した歯科医師がポルポト時代が終わりを告げる頃、数人になるという稀にみる異常な状況を作り出した。他国とは違う意味での医療人不足なのである。また、平和な生活が始まり、たくさんの子供たちが生まれることにより、学校や教師が不足しているのも現実である。

しかし、彼らを見ていると決して不幸ではなく、キラキラとした目で毎日の生活を楽しんでいるように思える。そして、その彼らを救うという感性の私でもない。

私がなぜカンボジアに行くのかとよく質問を受ける。その答えの一つは、私の自己満足である。
医療人として心からありがとうという波動を感じ、この仕事をしていて本当に良かったと思い、カンボジアの子供たちからエネルギーをもらっている。

そしてもう一つは、優しさのセールスである。私が行う限られた歯科の処置は一部の子供たちへのものにしかすぎない。

しかし、この異国の学校の子供たちが成長していき、沖縄から歯を治しに来た人間がいたと記憶の中にとどめ、その時彼らが感じたことを思い出し、どこかでまたその優しい気持ちを活用してくれることを期待し彼らの記憶の中で遊ばれてみたいのである。

扉を開けば、世界はすぐそこで、みんなで幸せになれると信じているのである。


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